【2016年の想い出〜12月】レストランひらまつ広尾

今年の(早めの)クリスマス・ディナー(ランチ)は、広尾のレストランひらまつでした。
お料理の美味しさはもちろん、美術館のような店内、行き届いたサービス、とてもリッチな気分を味わえました。

レストランひらまつ
https://www.hiramatsurestaurant.jp/hiramatsu-hiroo/


ロゴマーク「HK」の由来をたずねたら、創業者(現会長)平松氏とマダムのファーストネーム「ヒロユキ」「ケイコ」のイニシャルだそうな。1982年、30歳で奥様と二人で「ひらまつ亭」を開業した頃の想いが伝わってきますね。広尾に「レストランひらまつ」が開店したのは6年後の1988年でした。

改装のため、もうすぐ休業に入るそうです。その前に訪れることができてラッキーでした。

メインは鹿肉のロースト。
e0061973_23382941.jpg
photo by lancelot du lac

駆け足で一年間を振り返りましたが、もっともっとたくさん想い出は尽きません。
記憶の鍵になりそうなハイライトだけを厳選して記録しています。

来年も楽しいことがいっぱいありますように。

e0061973_2349412.jpg
photo by lancelot du lac
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-27 23:51 |

【2016年の想い出〜11月】河口湖

e0061973_0293442.jpg
photo by lancelot du lac

富士、湖、紅葉・・・遠景、中景、近景を一つのフレーム内に収めたいという欲望を、古今東西の人々は誰しも抱いてきました。古代の人は洞窟の壁やパピルスに、それらを並列的に描きました。そのうち誰かが「遠近法」を発見、近代的な絵画が生まれました。やがて写真が、そして映像が、人々の欲求を満たすようになりました。さらに飽き足らず、3Dの時代が到来。

河口湖の秋は理想的な画を提供してくれます。

撮影のついでに、「河口湖北原ミュージアムHappyDays幸せな時代の物たち。」に立ち寄るのもオススメです。



過去・現在・未来・・・三つの景色を集めたミュージアムです。

河口湖北原ミュージアム
http://www.kitahara-museum.jp

e0061973_031553.jpg
photo by lancelot du lac
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-27 00:47 |

【2016年の想い出〜10月】一古園(勝沼)

e0061973_18201618.jpg
photo by lancelot du lac

この果実の栽培と、そこから酒が取れることを発見したのは、ローマ神話のバッカス、ギリシャ神話ではデュオニソスと呼ばれる神ですが、この神の誕生と成長の物語の陰には、雷神ゼウス、正妻ヘラ、そしてゼウスの寵愛を受けデュオニソスの母となるテーベの王女セメレーの、嫉妬と疑惑と狂気の物語があります。

罪深い物語とは裏腹に、ぶどうの味はひたすら甘美でした。自ら手折った一房だから、なおさらでしょうか。



ぶどう狩りの後は広々としたぶどう棚の下で食べる「ほうとう」がオススメです。

勝沼ぶどう郷・一古園
http://www.ichikoen.com

ぶどうと言えば、ベランダでカペルネ・ソーヴィニョンを鉢植えで育てたことがあります。
ワインは作れませんが、果実は美味でした。

e0061973_23345171.jpg
2012
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-25 23:36 |

【2016年の想い出〜8月・9月】Cotswolds/Lake District

ロンドンとケンブリッジで取材と視察があって仕事の渡英でしたが、その合間に自由時間をいただき、おかげで前半はコッツウォルズ、後半は湖水地方に旅行もできました。寛大な社長に感謝!です。

e0061973_22501038.jpg


コッツウォルズは、30年来の旧友から、誕生月のサプライズ・プレゼントでした。2泊目のCharingworth Manorは友人が20年ほど前に一人で泊まったことがあり、英国式庭園を見せたかったと、今回の訪問をとても喜んでくれました。

きのこ!
e0061973_23115920.jpg


こちらは1泊目のWyck Hill House & Spa。お城のような本館も素敵ですが・・・

こんなCoach Houseに泊まるのも旅の醍醐味!
e0061973_2345393.jpg


e0061973_2331183.jpg


途中、オックスフォードで一仕事のついでに・・・
e0061973_23371153.jpg


ここまで来たら、やはりこれは見ないと・・・
e0061973_23452087.jpg


ケンブリッジでは懐かしい古本屋さんがそのまま・・・
e0061973_23432532.jpg


そしていよいよ、憧れの湖水地方です!

1泊目、Wateredge Inn、部屋の窓から。
e0061973_23513982.jpg


くま!
e0061973_23543862.jpg


ひつじ!
e0061973_23563753.jpg


うし!
e0061973_23595145.jpg


ワーズワースの庭・・・
e0061973_073424.jpg


ピーター・ラビットの赤いポスト・・・
e0061973_085482.jpg


湖水地方、2泊目はB&B、Beechmount Country House。なんと貸し切りでした。
e0061973_2321991.jpg
photo by elaine d'astolat

photo by lancelot du lac (unless otherwise noted)
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-23 00:23 |

【2016年の想い出〜7月】三菱一号館美術館

美術館にも「ご縁」というものがあります。

7月に「From Life ― 写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」を観に行った三菱一号館美術館。この美術館は三度目でした。



e0061973_1204834.jpg2016


e0061973_122092.jpg2014


e0061973_1231476.jpg2012


建築家ジョサイア・コンドル設計により1894年に建てられた「三菱一号館」を忠実に復元した建物と同年代の19世紀末西洋美術を中心としたコレクションと催しに、こだわりを感じます。

いくつもの小部屋と廊下から成る館内は美しい迷宮のようで、初めて訪れた4年前、バーン=ジョーンズの「眠り姫」の部屋に入った時は、このままここで魔法にかけられて100年の眠りについてしまうのでは、と思ったものです。

私が19世紀末西洋美術の虜になったのは30年前。ロンドンのテムズ川畔の「テート・ブリテン」、当時は「テート・ギャラリー」と呼ばれていました。

e0061973_12221690.jpg1988


ご縁あって、初秋には、こちらも再訪することになるのでした・・・

e0061973_12364527.jpg2016
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-22 12:38 |

【2016年の想い出〜6月】明月院(鎌倉)

e0061973_0313056.jpg
photo by lancelot du lac

「あじさい寺」とも呼ばれる明月院は、長谷寺、成就院と並ぶ鎌倉の「あじさい三大名所」です。
聖観音菩薩坐像を祀る方丈、大宇宙の真理を円形で表現した「悟りの窓」、鎌倉でも最大級のやぐら、北条時頼公の墓、重要文化財の彫刻や絵図…見どころは数々ありますが、やはり境内一面のあじさいはみごと!



幕末、長崎のドイツ人医師シーボルトが国外追放になった時、最愛の日本人妻「お滝さん」への想いをこめてHydrangea Otaxaと名づけ、日本からヨーロッパに持ち帰り広めたのが、あじさいの花でした。

ヘンリー・スレッサーの「花を愛でる警官」(「ミニ・ミステリ100」 ハヤカワミステリ文庫)という、あじさいが事件解明の糸口となる珠玉の掌編ミステリーがあります。花を愛する警部と、同じく園芸を趣味とする人妻が、互いに淡い好意を抱いていたが、ある日、彼女は殺害されてしまう。容疑者は夫。でも証拠がない。季節はめぐり、彼女が丹精込めた庭に今年もまたあじさいの花が咲くのですが…

ミニ・ミステリ100 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

早川書房



帰り道、北鎌倉駅近くの線路脇に「撮り鉄さん」たちがたむろ。
ほどなく、かつて廃線になった北王子貨物線を牽引していたDE101749が、緑と赤のラインの東急5000系を引いて登場。

e0061973_1353615.jpg
photo by lancelot du lac
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-17 01:39 |

【2016年の想い出〜5月】花の都公園(山中湖)/富士芝桜まつり(河口湖)

e0061973_23442419.jpg
photo by lancelot du lac

愛するものの似姿をどこにでも探してしまうものです。日本全国どこにでも「富士」があることからもわかるでしょう。桜の季節が過ぎた頃、足元に咲く、桜に似た花を「芝桜」と呼んで愛でるのも、そう。

どちらも湖の傍ですが、5月に芝桜の名所を二つ訪れました。

山中湖花の都公園


河口湖町の富士本栖リゾートで開かれる富士芝桜まつり


芝桜といえば、こんな文学作品がありました。

芝桜〈上〉 (新潮文庫)

有吉 佐和子 / 新潮社

芝桜 (下) (新潮文庫)

有吉 佐和子 / 新潮社



性格も容貌も正反対な二人の少女が芸妓として成長していく、女どうしの反発と友情の物語。美しくしたたかな少女が縁日でしおれかけの鉢植えの芝桜を買い、「死んだ金魚をちょうだい」と金魚すくいの店主からもらった金魚を供養すると見せかけてその上に芝桜を植えて肥料にする。いつのまにか芝桜は絨毯のように・・・

そういえば芝桜の花びら、水中で広げた金魚の尾ひれに似ている・・・

e0061973_01083.jpg
photo by lancelot du lac

山中湖花の都公園
http://www.hananomiyakokouen.jp

富士芝桜まつり
http://www.shibazakura.jp
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-15 00:39 |

【2016年の想い出〜4月】富士仏舎利塔平和公園

e0061973_1161621.jpg
photo by lancelot du lac

御殿場市出身の三徳の社長の堀内定良が私財を投じて作った公園。白亜の仏舎利塔には、インドの初代ネール首相から贈呈された仏舎利が納められています。塔の四方を囲む金色の仏像、狛犬やシーサーや獅子。インド・中国・東南アジアの雰囲気が漂います。桜の名所としても知られ、富士山を背景に桜を眺望できるシーズンだったこともあり、アジアからの観光客が訪れていました。



メインの参道を登ると、そこには平和の鐘が。仏教でもキリスト教でも、鐘は祈りのシンボルです。ブッダとキリストの生涯、教え、寓意や象徴・・・多くの共通点が見受けられます。遠い昔の、ヘレニズム世界とインド亜大陸の交流に思いを馳せてしまいますね。

富士と桜をカメラに収めるのに余念がない人々の群れから少し離れて低木に目をやると、こんな可憐な鐘たちがいました!

e0061973_8485637.jpg
photo by elaine d'astolat

ドウダンツツジ・・・中国名は「日本吊鐘」。日本語で「満天星」とも書くのは、中国の故事で、霊薬を練るうちに誤ってこぼした霊水がこの木に散って壺状になり、満天に星が輝くように美しかったという伝説によるのだそうな。
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-10 09:04 |

【2016年の想い出〜3月】忍野八海

e0061973_211827.jpg
photo by lancelot du lac

深みに嵌るというのは恐ろしいことです。地下160mの巨大地底湖につながる水中洞窟は横穴を一つ潜るごとに一段ずつ深くなり、迷路のように入り組んでいます。入り口付近の美しさに魅せられ、もう少し、もう少しだけと進むうちに、藻や溶岩砂などが舞い上がり、視界がすぐ悪くなります。自然を侮り命綱もつけずに潜ると、気づいた時には出口がわからなくなっているのです。

忍野八海は、そういう所です。



富士山の伏流水に水源を発する湧水池「忍野八海」は天然記念物です。
歴史や伝説の宝庫であり、 富士山域を背景にしたこの世のものと思えないほど美しい水景は、世界遺産の構成資産の一部として認定されています。

見上げた富士山の頂上が円盤のように見えました。

e0061973_2411418.jpg
photo by lancelot du lac

忍野村公式観光ホームページ
http://www.vill.oshino.yamanashi.jp
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-08 06:30 |

【2016年の想い出〜2月】曽我梅林

e0061973_2111260.jpg
photo by lancelot du lac

昨年は生と死について考えることが多かったからか、やたらと桜が美しかった気がします。

今年は心が落ち着いたせいか、梅の優しさに会いたくなり、2月にこんな所を訪れていました。



江戸時代以降、花見と言えば桜ですが、平安以前、奈良時代には花と言えば梅だったのです。
曽我梅林のサイトによると、神奈川県小田原城下に多くの梅の木が植えられたのは、600年以上前、北条氏が梅の実を兵糧にするためだったそうな。
江戸時代には、小田原藩主が梅の栽培を奨励、さらに、箱根越えの拠点となる宿場町として、弁当がいたむのを防ぎ、のどの渇きをうるおし、旅人の健康を支える梅干が重宝されるようになりました。

その小田原の曽我梅林では、食用の梅を生産しながら、花の美しさを楽しんでほしいと、40年ほど前に地元農家が実行委員会を組織して梅祭りの開催が始まりました。

白梅が多いなあと感じたのは、食用がメインのためだったのですね。

e0061973_2139326.jpg
photo by lancelot du lac

曽我別所梅まつり観光協会
http://soganosato.com
[PR]
# by Kyoko_Kimura1 | 2016-12-02 21:46 |