企業のサステナビリティ推進室での日々を綴るブログです。環境・社会・経済の3つの観点から持続可能な世界を作っていくと同時に、企業として持続可能であるための中長期的な戦略を考えていきます。さらに、私自身がひとりの人間としてサステナブルでいられたらいいな…と思います。

by K
久しぶりに英語漬けの一日でした!
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国連が推進するグローバルな枠組みである「持続可能な開発目標(SDGs)」を地域で浸透させるには、多くの人々のオーナーシップや参加が必要不可欠であり、それゆえ「SDGsは人間中心のムーブメントである」と言われているそうです。2018年12月1日(土)、人々が地域課題を「自分ごと」として捉えられるために必要なオーナーシップを引き出すツールとしての、SDGsの“評価”を考える特別セミナーが東京都千代田区の明治大学リバティホールで開催されました。

はじめに主催者を代表して、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科の源由理子教授から「地域課題を解決する際に「一体何が貢献し、何が貢献しないのか」について理解する根拠を導き出せる評価とは何か、そして評価を活用した地域コミュニティにおけるSDGs達成に向けた効果的な実践を共有していただければと思います」という主旨のご挨拶がありました。

続いて登壇された、米国クレアモント大学院大学教授,及びクレアモント評価センター・ニューヨーク センター長のデボラ・ラグ博士は、これまで国連評価グループ長、国連事務局監査・評価課長を歴任し,2030アジェンダ最終交渉時には,国連事務局シニア評価アドバイザーを務めた、現在は全米評価学会理事としても活躍中の、SDGsに関する評価の第一人者です。

博士の講演からエッセンスを紹介します。

SDGsに必要なのは「"参加型"評価」



博士が「ぜひ皆さんに観てほしい」という動画の紹介に始まり、SDGsとは何か、どんな点が画期的なのか、MDGsとの相違点は、などのお話に続いて、まず、グローバルおよび国レベルのSDGsの取り組みに関するモニタリングと評価について発表がありました。

いよいよ本題に入り、市・地域レベルで「SDGs評価のチャンピオン」になるために何を始めなければならないのか?という問いへの答えを導き出すために、役立つ評価の基礎とSDGs対応型評価の原則について、米国のサステナブル・シティ・イニシアティブを例に挙げながら、とても実践的でわかりやすい(からといって実践が容易というわけではないですが・・・)説明をうかがいました。

終始一貫して、「指標を測ること(数字)=評価、ではない」「いかにエビデンス使った評価をして行政に取り入れていくか、そのためには"参加型"評価でなければならない」とおっしゃっていたのが印象的でした。

また、指標ごとのバラバラな評価ではなく、相互効果を測るべき。そして、指標から始めて指標だけ見ていては解決策につながらない。指標はあくまで数字なので、その数字の背景にある「なぜ?」を知る必要がある。SDGsに限った話ではありませんね!

評価における大きな課題は、アカウンタビリティ(説明責任)ですが、この点において「国連は縁の下の力持ち」という言葉も印象的でした。公に対する説明責任は市民が声を上げて求めていかなければいけない。援助以外のフローが重要。いちいちうなずくことばかりです。

そして最後には「一人が立ち上がってSDGs評価のアクションを取り、チャンピオンになれば変革は起こせる!」という力強い言葉でしめくくられました。

評価=価値を引き出すこと、すなわち「実務」の世界

続いて源教授から、国内の事例とともに、「SDGsと地域における評価の実践」の発表がありました。

ここでも、指標のモニタリングや業績測定だけでは不充分で、SDGsが示す「開発」の複雑性、多様な要因・文脈を鑑みた、クロスセクターによるアプローチが必要というお話でした。

印象的だったのは、「「持続可能な社会」とは貧困がなくなれば達成されるのではなく、持続可能な方向へ向かう動的な状態を指す」というお言葉、そして、評価そのものがステークホルダーのエンパワメント(能力強化)になるということでした。

最後は客席からのQ&Aで、「都市のリーダーを巻き込む秘訣」「評価と市民参加」といった興味深い質問に、両先生が答えてくださいました。いずれにしても、「さあ皆さん、参加しましょう」ではダメで、各人のメリットを説得することが肝要というのが共通回答でした。

小さなグローバル、CoderDojo品川御殿山

同じ日の夕方からは、今年8月オープンしたCoderDojo品川御殿山の4回目の活動。

この日は、アイルランドから来日中のCoderDojo創始者James Whelton氏をゲストにお迎えしました!




CoderDojoもまた、グローバルな枠組みが地域に浸透している、まさに「人間中心のムーブメント」。世界中の子どもたちが無料でプログラミングを学べるということで、SDGs4番「質の高い教育をみんなに」の活動であるのはもちろん、ここから将来、「産業と技術革新の基盤をつくる」技術と人材が生まれると考えれば9番でもあり、そういう技術を身につけることで性別や貧富の差もなく働く場ができるとすれば5番、8番、10番。働いて豊かになるなら1番。地域の活動なので子どもだけでなく地域のいろんな人たちがつながり、地域が活性化して様々な地域課題の解決策が生まれる(11番)。世界中でプログラミングを学ぶ子どもどうしがつながることで世界平和に一歩近づく(16番)。そして、このような活動を可能にするのが、あらゆる立場の人たちのパートナーシップ(17番)!

こうして見ると、とってもSDGs的な活動だったのですね。

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# by Kyoko_Kimura1 | 2018-12-03 13:15 | 教育

忘年会は好きですか?

いよいよ今年もあと一ヶ月ちょっとになりました。

「平成最後」の忘年会シーズン、こんな調査結果を見つけました!

【‘平成最後’忘年会調査 2018】




によると、意外なことに、最も忘年会好きなのは20代なのだそうです。

「平成最後の忘年会でやりたいこと」の質問には、飲んで忘れたいのは30代、人間関係深めたいのは60代、という結果が出ています。
私の場合、特に「平成最後」を意識するわけではありませんが、やはりいつもどおり、美味しい食事とお酒と音楽のある居心地の良いお店で、年齢にかかわらず引き出しをいっぱい持っている素敵な人たちと中身の濃い時間を過ごしたいですね。

●こんな忘年会、いいね♪

来週月曜、五反田で、異業種交流会も兼ねた忘年会「2018年度:恒例のRTC忘年会&名刺交換会」があります。

主催は、「人と人との絆を大切に」が信念の、(有)ラウンドテーブルコム代表取締役社長の柳沢富夫。




私は2013年度から毎年参加してきましたが、

「単なる名刺交換に終わらない、必ずビジネスに結びつけ、深く永い信頼関係を築いています!」

という宣言どおり。

出席者一人一人の自己紹介スピーチが充実していて、コミュニケーションも図れ、とても有意義な会です。

IT関係、教育関係が多い中、初めて参加した5年前の私はフリーランス翻訳者でしたが、金融機関に勤めた経歴や海外在住が長かったことなどお話ししたので、「金融系のお客さんの海外進出で翻訳業務が増えている」「何かあったらお願いしますね!」と、皆さんから声をかけていただき、「つながり」のありがたさを実感したことを思い出します。

その後、おかげさまで次々と「つながり」に恵まれ、いろいろ楽しいお仕事をさせていただいて今に至っています。

●安ければいい、ではない

ラウンドテーブルコムの忘年会は、会費が10,000円。(教員、学生等、割引あり)

もっと安くして、100人以上の忘年会を開催していた時期もあったけれど、単なる名刺交換会で終わってしまったため、会費を上げたら人数が減った代わりに、決定権のある方たちが集まるようになり、会をきっかけに次々とビジネスが生まれたそうです。

会費の一部は、ラウンドテーブルコムが開催している「第16回BBCoach Project(ジュニアクリエータ達の登竜門のWebコンテスト)」の景品代として活用され、ホームページ等で協賛企業として社名が掲載されます。




こういうパーティーでのお料理には、あまり期待しないのが通常ですが、今年で6回目のお世話になる、シェフテンダーさんは違います。




「シェフ」もできる「バーテンダー」という名前の通り、800を超えるボトル数を誇る本格派のバーにして、料理も豊富で味もハイレベル!シガーも良好な状態で常備されています。

今回、ご参加予定の皆様の所属は、大学教員、サイバーセキュリティ会社、フランスの国営通信社、大手新聞社、多言語クリエーションサービス会社、企画から発送まで「ワンストップ」サービスの印刷会社、大手電機メーカーなど、多岐に渡ります。

来年度はこの会から、どんなコンソーシアムやプロジェクトが生まれるのでしょうか?


今からでも間に合います。お申込みは、こちらで!



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# by Kyoko_Kimura1 | 2018-11-28 23:52 | 文化・教養